丸瀬布昆虫生態館

生きた昆虫と出会えるテーマパーク 〜Maruseppu Insectarium〜

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まだいるよ!はこれまでの新着でまだ展示にいるものです。

(No title.)

クチキウマ展示してます。
あまり人気がないカマドウマ・・・いわゆる便所コオロギの仲間ですが、通常は建物に入ったりせず、森の樹皮の下とか岩のすきまとかにいるクチキウマ。高山にはそれぞれ独立した別種がいるのですが、このあたりの低山地ではエゾヒラタクチキウマ1種だと思います。よく竹筒をつるしておくと入っているので、昔使った竹筒トラップを開いてケースに貼り付けておいたら、見事に入ってくれているので十分展示になりました。なんて素直な子なんだ・・・
さて飼い殺しは前提にしない当館としては、次は産卵、孵化と進みたいところですが、うーん、情報が少ないですね。土に産みそうでもありますが、樹皮下から出てくるんだし名前からして朽木に産みそう。まあどっちも対応できるようにしておきましょう。写真はオスのたぶんまだ幼虫。いつもいろいろもってきてくれる宿谷さんのおかげで、2オス1メスいますよ。
まだ健在?エゾコバネヒナバッタ11.10.30up
北海道では低地の原生花園にも高山にもいる、高山系ヒナバッタの一種。じつは以前から冬にも幼虫が見つかると話題だったのですが、もうすっかり低地でもバッタが見られなくなったのに、1000m近い高地で元気にはねたり鳴いたりしていました。雪も残ってるのに!成虫が多く目につきましたが、やはり幼虫もちらほら。エサのカリヤス類もほとんどかれているというのにすごいタフさ!同地にはヒナバッタも混生しているのですが、ヒナバッタなどはまったく見られず、ぜーんぶチシマ・・・じゃなくてエゾコバネヒナバッタという、採るには楽な状態。もって帰ってセットしたらすぐに産卵を始めました。
普通この仲間のバッタは卵で地中で越冬が常識ですが、はてさて、今幼虫(まだ小さい)なのは野外ではどうなるのか?でもそのばらばらの成長のおかげで、最後の晴天のような昨日みたいな日に繁殖できたのでしょうから、なかなかばくちのような生きかたという気がします。
川虫展示はじめました。
写真はムカシトンボのヤゴ。渓流の石の下にぴったりくっついて、おそらく川虫を食べてるんだと思うのですが、ようやく見えるように展示装置ができたのでHP上に上げてみました。要は流水水槽の目の高さぐらいのところにアクリル板で底を作って、石の下にかくれる川虫がアクリル板越しに石の下から見えるようにした装置で・・・まあ見てもらえばわかると思います。昔も小さな試作品を作ったのですが、今回はちょっと大きく作ったので、中に入れる十分な数のヤゴや川虫を採るのに苦労しました・・・
懐中電灯をおいてあるので、それで探してもらうと楽しいと思います。根気よくね!
エゾガロアムシ(幼虫)
丸瀬布は標高1000mぐらいまで林道が走っているところがあります(現在通行止めですが)。そこをひたすら歩いていって、アリの女王を探すために石起こしをしていたら、なんとガロアムシが。丸瀬布でガロアムシが出るのは初めてではないのですが、石起こしでというのは初めてです。本州では高山性のは石起こしで結構採れるという話ですが、北海道ではツルハシ必須。岩盤に当たるまでひたすら掘るべし!という感じ。
北海道にいるのは一応エゾガロア1種ということになっていますので、幼虫ですが暫定エゾガロアということで。写真中央の白くて細長いのがそうで、成虫になると結構大きく、あめ色というかうすオレンジ色になります。何年かかるかわからない、冷蔵庫必須の飼育なんですが・・・
ヤエヤマノコギリクワガタ
久々登場ですが、ずっと累代してもらっていたので、もう何世代目かの成虫です。あまり大きい種類ではないですが、ぱっと見、台湾のものに似ているかと思えば、よく見ると沖縄奄美のものに近いというなかなか微妙な位置関係のノコギリ君です。沖縄の生きものですが、展示では世界のカブクワコーナーにいますよ。
オオコオイムシ
ご存知オスが卵を背負うコオイムシの仲間です。タガメの仲間、といってもいいかもしれません。丸瀬布だとまずこの種類で間違いなかろうというのしか採れないのですが、低地ではコオイムシという種類も混じるらしく、きっちり見分けないと大きさや色ではわからないですよ。
本来水があるかないかのような湿地が好きで、日中は泥にもぐっていて、夜に活動します。夜はぷかぷか浮いてるので採集は楽勝です。また、主食は巻貝だという話ですが、とりあえずウチではミルワームで育ててもらっています。一応長日処理をして、産卵してくれないかなぁ・・・と期待しています。
これも以前と比べると、丸瀬布ではずいぶん多くなった気がします。
パプアキンイロクワガタ(緑)
久しぶりに色もサイズもまあまあのものが出たので写真を撮っておきました。今まではウン・・・くすんだ銅色のものしか写真をとっていなかったので、解説板も作り直そうかなぁ・・・野外ではこの緑が標準カラー(もうちょっと緑が濃いかな?)で、青いのとかも結構混じるはずなのに、飼育では出ないですよねー。サイズは小さめですが、結構存在感があるので、見落とさずに見てあげてほしいですね。キラキラ光物系ですし。
ゲンゴロウというゲンゴロウ
このあたりで大きいゲンゴロウといえばほとんどがゲンゴロウモドキという種類。モドキという名前が悪いのか、「もどきって何さ?」とか「ゲンゴロウじゃないんだ?」などお客様の陰口がよく聞こえます。(ゲンゴロウ科の代表属なので、ゲンゴロウモドキのほうがゲンゴロウの代表なはずなのですが・・・)
網走管内はたったの3箇所しかこの「ゲンゴロウ」がいる池がなかったのですが、一つはあれだけ言っておいたのに・・・埋められてしまいまして、残る2つも特別保護区とホテルの敷地内。仕方ないので、江別の大きな池で採ってきました。きつかったー。
アカガエルの仲間とびったりリンクして暮らしているゲンゴロウモドキ属と違い、ゲンゴロウは魚のいる池に多い気がしますね。幼虫のエサの採り方が結構違うので・・・あと、やはり低地であまり水温の低くない池でしょうかね。8度とかの低い水温で卵が孵るゲンゴロウモドキのほうがやっぱりすごいと思うんだけれど。
丸瀬布ではまず採れないでしょうが、便宜上丸瀬布の生きものコーナーにいれておきます。
たまご展示はじめました
そろそろこのあたりは冬支度。ミツバチの巣箱を蜂屋さんにお返ししたので、外とつながった展示ケースがひとつ空きました。中は外気が入って寒いのですが、寒くなくては困る生き物もいるのです。ちょうど、バッタやコオロギ、キリギリスの成虫は終わり、卵が大量にとれました。これらは冬を経験させないと孵らない(経験しなくても遅くにだらだら孵る種類も多いですが)ので、低温にできる場所は都合がいいのです。季節はずれの展示も作りたいので、半分以上は冷蔵庫で強制越冬中なのですが。
ちなみにバックに見えるブルーのケースは、札幌の方からお預かりしているトノサマバッタの卵です。

丸瀬布昆虫生態館
北海道紋別郡遠軽町 丸瀬布上武利
Tel.0158-47-3927


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